【就職】内定後の流れは?内定承諾から入社までのスケジュールを紹介
採用が決まったら終わりじゃないの…?

面接に合格して内定を得ると、一度は安心します。しかし内定をもらってから会社に入るまでの間に、いくつかの準備が必要です。内定をもらっても、必ず入社できるわけではありません。
これから、内定の意味や、内定後の予定、内定時に確認する大切なことを説明します。内定をもらうと気が緩みやすいものですが、改めて仕事への心構えを確認し、やるべきことを順番に進めることが大切です。
内定ってそもそも何なの?

内定とは、その会社に入って働くことが決まった状態のことです。会社と働きたい人の両方が「働きましょう」と約束した状態を指します。約束した内容は、紙に書いて渡されることがほとんど。これは、後で問題が起きないようにするためです。
しかし、内定をもらっても、必ずその会社で働かなければいけないわけではありません。自分自身で考え、内定を断ることもできます。これを内定辞退といいます。
また内定は、会社が正式に発表する前の「仮の決定」です。そのため、以下のような理由で内定が取り消されることがあります。
- 会社の経営が悪くなったとき
- 内定をもらった後で犯罪など悪いことをしたとき
- 内定をもらった後で重い病気になったとき
これらの理由で内定が取り消されることは珍しいですが、起こる可能性があることを知っておくとよいでしょう。
内定から入社までのスケジュールを見てみよう!

内定が決まると、会社から「内容通知」という紙をもらいます。内容通知には、以下のような大切な内容が書かれています。
- 給料はいくらもらえるのか
- 何時から何時まで働くのか
- どんな仕事をするのか
これらの内容が、会社の説明会や面接で聞いた内容と同じかを確認しましょう。内容に問題がなければ、会社と正式な約束(雇用契約)を交わします。
また、いま別の会社で働いている人は次のことを行う必要があります。
- いつ会社を辞めるかを決める
- 今の仕事を次の人に教える
- 残っている仕事を全て終わらせる
また、まだ使っていない有給休暇の日数が残っているときは、計画を立てて休みを取りましょう。このように、一つずつ順番に準備を進めることで、新しい会社への入社がスムーズになります。
内定後の基本的な流れ

ここでは、内定から会社に入るまでの流れを説明します。内定は、会社に入ることが決まったという知らせです。しかし、内定をもらっても、その後に大切な手続きがあります。詳しく見ていきましょう。
内定通知の確認
内定後、会社から内定通知(内定通知書)が送られます。内定通知は、会社があなたを採用することを知らせる大切な紙です。ただし、内定通知書を出すことは法律で決められていませんので、送付されない場合もあります。
また、内定通知はメールでデータとして送付されるケースもあるため、注意が必要です。
内定通知には、「採用が決まった」という内容に加えて、仕事の内容や提出する書類なども入っています。内容をよく読んで、書類を期限までに出せるように準備を始めましょう。
内定を受ける際の手続き
内定をもらった会社に、「働きます」という意思を伝えることを「内定承諾」と言います。内定承諾の方法は会社によって違い、紙を提出する、メールを送る、電話をかけるなどがあります。
多くの場合、採用担当者に電話をかけて伝えます。担当者がいない時はメールを送りましょう。就職の相談をしてくれる人(エージェント)に手伝ってもらっている場合は、その人を通して連絡します。内定通知が届いてから1週間以内に内定承諾することが望ましいです。
入社までの準備
内定承諾の後は、会社に入る日を決めて、準備を始めます。通常は、内定承諾の後に正式な約束(雇用契約書)にサインをします。この約束をしたら、内定を断ることはできないので注意が必要です。
提出する書類を確認し、採用担当者に定期的に連絡を入れることも忘れないようにしましょう。すべての準備ができたら、会社のルール(就業規則)をもう一度読んで、仕事の内容をよく理解します。また、仕事に必要な道具を準備し、仕事に関する基礎知識を学ぶことも大切です。
内定通知の確認ポイントは?

ここでは、内定通知の確認ポイントについて説明します。内定通知は、会社があなたを採用することを知らせる大切な書類です。また、入社に関する様々な情報も書かれています。内定通知で確認する大切な内容を見ていきましょう。
雇用条件の詳細
内定後は、まず内定通知の雇用条件を確認します。基本給や勤務時間に加えて、残業代・賞与・昇給・昇格なども確認が必要です。例えば、残業代が固定で決まっている会社では、その金額と対象となる時間を確認します。
賞与は、何を基準に決められているかが重要です。多くの会社は基本給の数か月分で決めていますが、仕事の等級や役職で金額が変わることもあります。とくに入社1年目は賞与が満額にならない場合もあるため、分からないことは確認しておきましょう。
勤務条件
勤務条件とは、公務員が働く時の決まりです。会社で働く場合は、法律に基づいた「労働条件」と呼ばれます。勤務条件も労働条件も、法律に基づいて作られており、働く人と会社の間で決めた約束事です。基本的に雇用条件と同じような内容ですが、別の欄に書かれている時は合わせて確認しましょう。
福利厚生
内定通知には、福利厚生の詳しい内容も書かれています。福利厚生とは、給料とは別に、会社が働く人とその家族の生活を支えるための仕組みです。特別な休暇も福利厚生に含まれます。
例えば、仕事と生活のバランスを大切にする会社では、通常の休みとは別に、リフレッシュ休暇や生理休暇、誕生日休暇などがあります。また、健康保険・介護保険・雇用保険など、法律で決められた福利厚生についても書かれています。それぞれの内容や利用方法を確認しましょう。
障害者雇用特有の配慮
障害者雇用では、面接で障害の特徴や配慮が必要な事項を伝えています。そのため内定通知には、就職・就業に関する障害への配慮も書かれていることが多いです。面接で伝えた内容や、履歴書・職務経歴書に書いた内容を、会社が正しく理解しているか確認しましょう。
例えば、働く時間について希望を伝えた場合は、雇用条件に反映されているか確認しましょう。会社は、あなたの特徴を活かして活躍してもらうために、必要な配慮を行います。希望と違う点や分からない点がある場合は、必ず入社前に人事に相談することが大切です。
内定条件の有無
内定は、採用が完全に決まった状態ではありません。会社や働き方によって、内定に条件がつくことがあります。「条件付き内定」とは、入社までに特定の条件を満たすことが必要な「仮の内定」です。
例えば、資格を取ることや、健康診断で良好な結果が出ることなど、条件は様々です。内定通知には、条件の期限や必要な書類、提出先などが詳しく書かれています。条件を満たせないと内定が取り消されることがあるため、しっかり確認してください。
提出書類と提出期限
内定通知には、入社までに必要な書類や期限が書かれている場合が多いです。内定通知と一緒に、内定承諾書・誓約書・身元保証書・労働通知書なども送られてきます。
書類を送り返すための封筒が入っていることもあります。期限を確認して書類を提出しましょう。会社によっては、源泉徴収票・給与振込先届出書・マイナンバーを確認できる書類・雇用保険被保険者証・年金手帳なども必要です。会社によって必要な書類は違うので注意してください。
連絡事項と連絡先
ここまで解説した情報以外も、連絡事項としてしっかりと確認しましょう。内定通知には、採用担当者の名前と連絡先(電話番号・メールアドレス)が書かれています。研修がある場合は、日程や連絡方法も確認してください。
とくに、内定を受けることを手紙以外で伝える場合は、電話やメールで連絡が必要です。連絡の期限を過ぎると内定が取り消されたり、時間にルーズな印象を与えたりすることがあります。
内定承諾の手続きをする際のポイント

内定承諾の手続きをする時のポイントを説明します。内定承諾とは、会社から内定をもらった人が「この会社で働きます」という意思を伝えることです。内定承諾は就職する時の大切な段階なので、正しく手続きを進めましょう。
内定通知書をよく確認する
内定後にもっとも重要なポイントといえるのが、内定通知書の確認です。先ほど解説した通り、労働契約の期間や勤務場所、就業時間、休憩時間、社会保険など、しっかり確認しましょう。
入社する意思を早めに伝える
多くの会社は、内定通知が届いてから1週間以内に返事をするように決めています。期限が書かれていない場合でも、当日から1週間以内に返事をすることが望ましいです。
もし期限までに返事ができない場合は、その理由と返事ができる時期を担当者に伝えましょう。ただし、返事が遅れると内定が取り消されることもあるので注意が必要です。
内定承諾書を提出する
内定承諾書は、通常1週間以内に出す必要があります。提出する期限は内定通知に書かれているので、確認しましょう。会社や時期によって、1か月程度の余裕がある場合もあります。
内定後の流れを理解して、入社の準備を進めよう!

今回は、内定をもらってから会社に入るまでの流れと、内定通知を確認する時の大切なポイントを説明しました。内定通知には、働く時の様々な決まりごとが細かく書かれています。これらの内容をよく確認せずに会社に入ると、後で問題が起きることがあります。
分からないことがある時は、会社の担当者や就職を手伝ってくれる人に遠慮せずに質問しましょう。すべてをしっかり確認することで、安心して会社に入ることができます。
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