面接対策のお悩みをQ&Aで解説!聞かれることやマナーについて
採用面接、どうやって対策すれば良いの…?

就職の面接は、何度も経験がある人でもとても緊張するものです。リラックスするのは難しいですが、しっかりと準備をすることで自信を持って面接に臨むことができます。面接の準備は、いくら行っても多すぎることはありません。
この記事では、面接で気をつけることや、スムーズに話すためのヒントを紹介します。面接で必要なマナーや、持参する物のリストも記載していますので、ぜひ参考にしてください。面接の日までに入念な準備を行い、後悔のないように臨みましょう。
知っておきたい面接のマナー

ここでは面接対策の基本として、事前に知っておきたいマナーを説明します。面接に慣れていない人がマナーに不安を感じるのは当たり前のことです。いま社会で活躍している人たちも、最初はマナーがわからず戸惑っていました。
基本的なマナーを理解し、自信を持って面接に臨みましょう。
面接当日の服装や身だしなみ
面接担当者は、服装と身だしなみで応募者の第一印象を判断します。面接は正式なビジネスの場です。スーツは濃紺か濃いグレーの無地、シングルボタンのものを選びます。業界により異なりますが、ダブルのスーツや明るい青色は適切ではないとされています。
ネクタイはスーツに調和する色を選び、華やかな色は控えましょう。模様は無地、小紋、縞模様が適切です。シャツは白の無地にアイロンをかけ、靴は革製のビジネスシューズを選びます。時計はシンプルなものを選び、高級ブランドと分かるものは避けます。
女性は薄いパステル色の下着でも構いませんが、女性らしさを強調しすぎないよう注意しましょう。装飾品や香水は控え、ストッキングはベージュなどの自然な色を選びます。靴は黒の質素なパンプスが適しており、ヒールは5〜7cm程度のものを選ぶとよいでしょう。
入室・退室のマナー
入室する時点から面接は始まっています。部屋に入る際は軽く3回ノックし、面接官の応答を待ちます。「どうぞ」との声の後、「失礼いたします」と言って入室します。ドアは前を向いて閉めましょう。
面接官の方向を見て、30度の角度で礼をし、椅子の横まで進みます。名前や所属を尋ねられたら答え、「よろしくお願いいたします」と添えて45度の礼をしましょう。椅子には「どうぞ」の声掛けの後、15度の礼をしてから着席します。
面接終了時には自分から立ち上がり、「本日はお忙しいなか、お時間をいただきありがとうございました」と述べます。45度の礼をしてドアに向かい、ドアの前で面接官の方を向き「失礼いたします」と述べた後、30〜45度の礼をして退室します。入退室の作法は自宅で練習を重ねることで身につくので、何度も練習しておくとよいでしょう。
面接中に気をつけるべき言葉遣い
面接では言葉遣いも重要です。発言する内容に一貫性があっても、不適切な言葉遣いは評価を下げる要因となります。敬語には、相手を尊敬する「尊敬語」、自分を低めて相手を立てる「謙譲語」、丁寧な表現の「丁寧語」があります。状況に応じた敬語の使い分けを練習しましょう。
面接での一人称は「わたし」または「わたくし」が適切です。「僕」は未熟な印象を与えます。また「あ~」「なんか」「かなり」「えっと」「その〜」などの口癖にも気を付けましょう。このような話し方は社外でも同様の印象を与える可能性があります。日常的な言葉遣いも意識することが望ましいです。
予期せぬ質問をされると焦り、言葉遣いが乱れることがありますが、緊張してとまどった場合は、「文末を『です』『ます』で終える」ことを意識することがおすすめ。ゆっくりと大きな声で、分かりやすく話すことが大切です。
【チェックリスト】面接の際に必要なアイテム!

ここでは、面接に持っていく必要な物を紹介します。会社によって必要な書類が違うことがあるので、面接の前に一つずつ確認しましょう。
▼必ず持っていくもの
- A4の書類が入る大きさのかばん
- 履歴書と職歴を書いた書類(原本とコピー)
- 募集している仕事の内容を書いた紙のコピー
- 会社の説明資料
- 会社までの行き方が分かる地図
- 携帯電話
- お金と交通カード
- 筆記用具とメモ帳
- 会社の担当者の名前と電話番号を書いたメモ
- 腕時計
- ハンカチとティッシュ
▼あると便利なもの
- 身だしなみを直すための鏡や道具
- 予備の薄手の黒いストッキング(女性の場合)
- 普段飲んでいる薬(特に緊張すると体調を崩しやすい人)
- 運転免許証などの身分証明書
- はんこ
- 予定を書いた手帳
- 服についたごみを取るブラシ
- 針と糸の道具
- 口の臭い対策の道具
ただし、たくさんの物を入れすぎてかばんがふくらんでしまうと、見た目が悪くなります。かばんは少し大きめの物を選び、外から見て整っているように気を付けましょう。
面接対策Q&A:よくある質問と回答

ここでは、面接でよく聞かれる質問とその答え方を説明します。面接では臨機応変な対応が必要な場面もありますが、多くの会社が似たような質問をします。基本的な質問への答え方を知っておくことで、自信を持って面接に臨むことができるでしょう。
面接でよく聞かれる質問にはどんなものがありますか?
面接で聞かれることの多い質問を見ていきましょう。
| 質問例 | 解答例 |
|---|---|
| 自己紹介をお願いします。 | 〇〇(名前)と申します。私は〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇で〇〇を担当し、実務経験を積みました。その後〇〇部署に移動し、〇年間〇〇や〇〇を担当、〇〇のスキルを磨いてきました。このような経験が御社で生かせると考え、応募いたしました。 |
| 志望動機は何ですか? | 弊社を志望した理由は、弊社の「〇〇」というミッションに共感したからです。私も〇〇を〇〇したいという想いを抱いており、〇〇に携わる仕事をして参りました。御社であれば、私の〇〇のスキルや情熱を通じ、〇〇ができると考えております。 |
| 学生時代に頑張ったことは何ですか? | 私が学生時代に頑張ったことは〇〇です。毎日〇分間の練習時間を確保し、〇年に〇〇の大会に出場し、〇〇の結果を収めました。御社に入社した際は、〇〇で培った〇〇の力を活用し、〇〇として貢献したいと思っております。 |
障害について質問をされることはありますか?
障害者雇用枠での採用面接では、障害について質問をされる場合があります。質問の例を見ていきましょう。
| 質問例 | 解答例 |
|---|---|
| ご自身の障害について教えてください。 | 私は聴覚障害を持っており、〇dB以下の音が聞こえません。これは、走行中の地下鉄車内の音程度の大きさです。口話・手話・筆談でのコミュニケーションは可能ですが、電話対応やマスク時の対応は困難です。 |
| 最近の調子はどうですか? | 月に〇回の通院を続けつつ、安定した体調を確保しています。スケジュール通り生活できており、週〇回のアルバイトにも休まず通えています。 |
| 会社に配慮してほしいことを教えてください。 | 私の〇〇の特性として、業務中に〇〇をしやすいリスクがあります。自己対処として〇〇をしておりますが、〇〇の場合では〇〇をしていただけると、落ち着いて取り組めます。 |
障害についてどの程度話すべきですか?
面接では、自分の障害について分かりやすく説明することが大切です。面接の担当者が質問しない場合でも、自分から説明を始めましょう。障害のことを詳しく話さないと、入社後に配属される部署や仕事の内容が自分に合わない可能性があります。
会社によっては障害のある人の採用に慣れていないため、担当者が何を聞けば良いか分からないこともあります。そのため、次のことを具体的に説明するとよいでしょう。
- 障害の特徴
- 得意なこと、苦手なこと
- 仕事をする上で必要な手助け
- できる仕事とできない仕事 など
面接で失敗しないために準備すべきことは?
面接をうまく行うためには、結果がどうなっても受け入れる心の準備が大切です。面接に完璧な答えはありません。落ち着いて話ができても採用されないことや、緊張して言葉に詰まっても採用されることがあります。
自分のことをよく理解し、練習を重ねることが一番大切です。
面接で聞きにくいことはどう切り出せば良いですか?
給料や休みのことなど、面接で聞きにくい質問もあります。面接は会社があなたを選ぶ場所ですが、お互いを理解する場所でもあります。次の例のように、丁寧な聞き方を心がけましょう。
よくない例:「残業代はありますか」
よい例:「前の会社では月に〇時間ほど残業がありましたが、この会社ではどうですか」
よくない例:「頑張ったら給料は上がりますか」
よい例:「仕事を頑張って良い評価をもらった場合、給料はどのように変わりますか」
よくない例:「休みの日に出勤することはありますか」
よい例:「仕事と生活のバランスを考えて長く働きたいので、休みの取り方を教えてください」
面接のあとにお礼メールの送付は必要ですか?
面接後のお礼の連絡は、必ずしも送る必要はありません。連絡をすることで礼儀正しい印象を与えることはできますが、採用の結果に大きな影響はありません。送る場合は、面接後に家に帰ってから早めに出すとよいでしょう。
面接が夜8時より遅く終わった場合は、次の日の午前中に送ることが適切です。お礼の連絡は、それまでに連絡を取り合っていた担当者に送ります。面接官の連絡先が分かっている場合は、その人にも同時に送ることができます。
緊張してしまい、うまく話せません…
面接で緊張することは、誰もが経験する当たり前のことです。落ち着いて見える人も、実は心の中では緊張しています。適度な緊張は、集中力を高め、しっかりと受け答えをすることに役立ちます。
緊張をうまく活用するには、まず緊張していることを認めることが大切です。「緊張してはいけない」「落ち着かなければ」と思いすぎると、かえって緊張が強くなります。「緊張するのは当然だから、今まで準備してきたことを順番に話そう」と考えると、目の前の会話に集中できるでしょう。
オンライン面接の場合に気をつけることはありますか?
最近では、インターネットを使った面接が増えています。とくに気を付けることは、インターネットの接続が安定していることです。自分の部屋など、他の人が入ってこない場所で面接を受けることが大切です。
部屋の明るさや、マイクやスピーカーが正しく動くかも前もって確認します。背景に映る画像は使わず、シンプルな壁やカーテンが映るように座る位置を決めましょう。
面接対策をスムーズに進めるコツ

ここでは、面接対策をスムーズに進めるコツをご紹介します。面接対策で大切なのは、何度も練習をすること。何度も練習を繰り返しながら弱点を見つけ、改善していくことが重要です。練習風景や音声を動画やレコーダーに残しておくと、より効率的な練習につながります。
自分の障害について理解を深めておく
障害者雇用枠での面接では、自分の障害についてよく知っておくことが大切です。面接では「障害について教えてください」という質問がある場合がほとんど。自分の考えだけでなく、誰が見ても分かる説明ができるように、障害の特徴や必要な手助けについて練習をしておきましょう。
何度も練習を繰り返す
面接を成功させるには、何度も練習することが一番大切です。体や口が自然に動くまで、動作や説明を繰り返し練習しましょう。家族や友達の前で練習すると、本番のような緊張感を感じることができます。また、他の人に見てもらうことで、姿勢や目の向け方なども直すことができます。
就職・転職サービスなどのサポートも活用する
就職を手伝ってくれるサービスを使うのもよい方法です。就職を支援する会社では、経験豊富なアドバイザーと一緒に面接の練習ができます。会社が求めている人材や、面接の雰囲気も教えてもらえるため、一人で練習するより効率的に上達するでしょう。
面接への不安を解消し、当日を迎えよう!

今回は、面接の準備に必要な知識やマナー、面接を上手に進める方法を説明しました。十分に準備をしても、当日は緊張することがあります。体が震えるほど緊張した時は、なぜ緊張しているのか考えてみることが大切です。
人は誰でも、初めてのことや分からないことに不安を感じます。緊張する理由が分かると、自分の状態を落ち着いて考えることができるでしょう。面接は、自分の新しい得意なことや苦手なことを見つける機会にもなります。面接の準備を通して自分の良いところを見つけながら、本番に臨みましょう。
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